～インフォリンク・ジャパンの設立に当たって～

人と人、人と情報、情報と情報をリンクさせる

日本はとっても平和な国です。環境や貧困の問題などの世界的な課題に取り組もうとする意識の高い人たちも増えてきました。それでも、貧困格差が広がったり、お医者さんが足りなかったり、教育は本当にこれでいいのか？とか、環境対策だって気にしなければいけないのでは？とか、日本国内の課題も多く、持続可能な未来のためには、shiftすべきコトが沢山あります。そして、shiftしたいと思っている人たちも大勢います。それなのに、なかなかshiftできない理由は何でしょうか？物事は理念や意識だけで変えることはできません。人の意識が変わったら、次の段階は「方法論を知ること」。行動を起こしても、その方法が間違っていたとしたら、うまくshiftすることはできないからです。

例えば、環境にやさしい家に住もうとするとき、どんな家が環境にやさしいのか？そんな家にするにはそうすればよいのか？など具体的な情報が必要になります。例えば、国や地方が政策を変えようとする場合も同様です。スウェーデンやフィンランドなどでは、環境対策や教育の施策が成功しています。そういった国内外の成功事例を参考に、もっとよい社会になればと思うのです。

実際は、世の中には、持続可能な社会の創造に役立つ情報があふれています。しかし、それらの情報は断片的で、様々なサイトに分散して存在していたり、テレビ番組等でたまたま目にするというように、限られた人たちの目にしか触れず、情報通とそうでない人たちの格差は広がるばかりです。

インフォリンク・ジャパンでは、真に有用な情報を、その情報を必要とする人たちに届けることができるような仕組みを、人と人、人と情報、情報と情報をつなげることで生み出していきます。更により多くの人と共有できる仕組みをつくること、それが私たちの役割だと考えています。